JUGEMテーマ:健康
昨今の事情により、医療の必要性が高まっている。特に感染症、かね。
世界に誇れる皆保険制度
を維持し、しっかりと皆の健康をサポートする。これが我々の使命だ。
少なくともオイラはそう思っている。そのための資格、である。
そして、この時期に、今一度、夜間を含む救急体制についても考えたい。
現在、夜間救急を担っている多くの医療機関では、医師や看護師の負担が増加している。
そりゃそうさ。
朝から外来、手術・検査を行い、そのまま夜の救急に突入。朝まで眠ることなく診療し、翌日も仕事をする。
ひどい時には96時間以上眠れない。ご飯も食べない。トイレも行かない。
自分に痛み刺激を加えながら起き続けて仕事をする。電気ショックなんて痛い痛い。
勤務医だった頃のオイラがそう。
若かったからね。皆がそうしてたからね。そうするのが当たり前で、他の選択肢はなかったよ。
これは人員不足による影響も否めず、すぐに打開は難しい。
働き方改革、どこ行ったのさぁとも思うけど、見直しは一朝一夕にはいきませぬ。
でもね、働きすぎると、ふだん使う薬の名前すら出なくなるの。
当たり前の処置が急に難しくなるの。目が…霞んでよく見えないの。ちょろちょろよ。
…怖くない?こわー。
そうならないために、おっきな病院で働いてる、頑張ってる先生や看護師、スタッフたちの負担を少しでも減らしてあげなきゃ。
オイラはドロップアウトしたけれど、おっきな病院で働く先生・スタッフを尊敬してる。
彼らの献身的な行為に、足を向けて寝ることはできない。
オイラができることは、
・空き時間を利用し夜の当直を代わる
・軽症の患者はクリニックで担当する
など全面的にサポートすること。
おっきな病院には、おっきな病院の役割があり、その役割を担ってもらえるよう、末端であるオイラが頑張ることで少しだけれど医療水準は上がる…と思ってる。
患者さんにできることは不要不急の受診を控えること。
そんなん知っとるわい。
と思うかも知れない。知ってる人は良いの。知ってれば大丈夫。
でもでも、あり得ない受診や救急車の利用、これは夜間を担当する全ての医師が経験していること。
あんまり書くと文句言われそうだけど、
・1週間前に突き指したとこが治らない。
・何も症状はないけれど、血圧が基準値よりちょっと高い。
・眠れない。
これらの理由で夜中の「2時」に「救急車」で来るわけ。
んで、(重症かもしれない)他の方を断らざるを得ないこともあるわけ。
そりゃ、本人にとっちゃ一大事かも知らんけど…。
■!"#$%&'()=~&%$#"って思わんけ?
オイラなら、%$#'&%$#"%)(って思うわ。
疲れるけど、応召の義務、があるからね。そりゃ診るわいね。くー。
さいご。
高い医療水準を維持してほしい、と思ってるなら
控えよう。不要不急の救急受診。